【海底熟成ワインの効果は?】年代物のような味に!?理由は海底環境!

年代もののようなワインの風味を出すには、海底熟成という手法があることをご存知ですか?

海底熟成させたワインは値段が手頃でありながら、長い年月が経ったような風味が楽しめるため、特別な日のプレゼントにも最適です。

海底熟成が効果的な理由は海底環境にあります。海底で保管するきっかけは何だったのか、海底環境は何が整っているかを知っておくと、ワイン選びをさらに楽しめますよ。お酒好きの方への贈り物、特別な一本として人気ですよ。

目次

海底熟成の効果が知られたきっかけは沈没船!日本でも生産可能?

海底熟成したワインの効果が知られたのは沈没船がきっかけです。どのくらいの年月熟成されていたのか、日本でも生産されているのかをみていきましょう。

海底熟成ワインが発見されたのは1998年

1998年、スウェーデン沖で沈没していた貨物船ジョンコピング号の中から海底熟成されたシャンパーニュというワインが見つかりました。ジョンコピング号は第一次世界大戦中に当時のロシア皇帝宛にワインやスピリッツを積んでいました。しかし、1916年に沈没し、82年もの間海底に沈んでいました。

積荷の中の「エドシック・モノポール」というシャンパーニュが品質を保っており、海底熟成ワインの効果が注目されるようになったのです。他の難破船や沈没船からも品質の保たれたワインが発見され、日本円にして100万円を越える高値がついた商品もあります。

日本各地でも海底熟成が行われている

海底熟成ワインが注目されてから、世界各国で海底をワインセラーとして熟成させる方法が行われています。日本では、北海道、宮城県女川沖、神奈川県の小網代、静岡県の伊豆半島などで海底熟成ワインが生産されています。

海底熟成されているのはワインだけじゃない

海底熟成されるお酒はワインの他にもあります。

  • 沖縄で泡盛を海底で熟成させて地上の熟成酒とは違う味わいにする
  • 日本酒を海底熟成させると味がまろやかになる効果がある
  • 海底の振動の影響でウイスキーが元のお酒とは違った味になる

海底熟成に関する調査・研究は最近進んだものですが、古くからの慣習で行われていた地域もあります。

ワインを海底熟成させる効果や海底がワイナリーになる理由は?

ワインを海底熟成させると、高額なワインにも匹敵する効果が得られます。どうして海底がワイナリーとして効果的なのかを知っておくと納得できます。

海底はワインの熟成を進みやすくする

長期熟成したワインは、時間とともに味わいが深くなったり、色の変化が楽しめます。しかし、長期熟成した有名な銘柄のワインだと値段がとても高価で、購入しにくいですよね。

海底に置いておくと、潮の流れなどでワインボトルは微振動を受けます。微振動はワインの自然な熟成を促す効果があるため、短期間でも熟成が進みやすいのです。ワインを海底熟成させると、長期熟成させたような効果が得られるのでプレゼントにはオススメです。

ワインの保管には水温と湿度が大事

ワインの保管には、温度と湿度が重要で、地上で熟成させるには管理がされたワインセラーが不可欠です。温度は13〜15度、湿度は75%ほどが適切です。海底は常に10度ほどの場所も多く、場所によっては年中ワインの貯蔵が可能です。

そのため、海底はワインの熟成に適した自然のワインセラーとも言えます。

ワインには紫外線が大敵

ワインの保管に非常に大切なのが、紫外線を避けることです。ワインに紫外線が当たると、匂いや味が美味しくない方に変化してしまいます。光に当たりすぎると還元臭がしたり、焼けた臭いになります。

水深が深い海底で貯蔵すると、紫外線が届きにくく、ワインの保管には最適です。水深が深くなくても、水中の藻やプランクトンの発生状況によっては、紫外線を浴びずに熟成を進めることができます。

宮城県女川沖で海底熟成ワインを生産!環境特徴と取り組み

弊社の海底熟成ワインは長期熟成させたような効果があり、値段は有名な長期熟成ワインよりはお手軽です。ワインボトルも世界に1つだけのものなので、プレゼントを贈る際に特別感が出ること間違いなしです。

1年中海底熟成が可能な環境

弊社が海底熟成を行っているのは、宮城県女川沖です。この海域は暖流と寒流がぶつかり合い、水温が10度前後と低いため、一年中ワインの海底熟成が可能です。さらに、プランクトンが多いため、紫外線が海底に届きにくく、光による劣化を防げます。

適切な水温と光が当たらない環境で約7ヶ月熟成させた弊社のワインは、角が取れてまろやかな味わいとなっております。

防水装置は自社設計

海底熟成のワインを美味しくする効果を出すのは、コルクと言っても過言ではありません。ワインはコルクを通して息をしているとも言われるため、弊社は天然コルクを使用しております。

ですが、防水加工をしないでワインボトルを海底に沈めるとコルクが浸水してしまいます。弊社では自社設計の防水キャップを設計し、使用しておりますので、海底熟成されたワインを安心してお楽しみいただけます。

被災地の復興支援・雇用創出へ

女川町は2011年の東日本大震災で被災した地域です。女川沖で海底熟成ワイン事業を実施することにより、地域の雇用創出や被災地復興への願いを込めています。

弊社の手がける海底熟成ワイン「Vinculo Eterno (ヴィンクロエテルノ)」から地域への関心も高まることを願っています。

まとめ:【海底熟成ワインの効果は?】年代物のような味に!?理由は海底環境!

ワインを海底熟成させる効果や海底環境についてご紹介しました。海底ではワインの保管に適切な温度が保たれる他、潮の流れによる微振動や紫外線が届かない暗い環境が熟成に適しています。海底で熟成させたワインは風味がまろやかになり、地上で同じ年月貯蔵されたワインとは別格の味わいになります。

弊社は宮城県女川沖で海底熟成ワインを生産している会社です。ワインの生産を通して、被災地の復興支援や環境保全も行っております。特別な日、特別な方へのプレゼントとして海底熟成ワインを是非ご検討くださいませ。

海底熟成ワインで、特別なひとときを。

高級ワインは、飲み頃を迎えるまでに時間がかかると言われています。
その長さは、収穫されてから10年、20年というのも珍しくありません。

それだけの期間を地上で熟成させるためには、
適切な湿度と温度管理、そして暗闇という条件が欠かせません。

その膨大な時間をかけたヴィンテージワインが高値になるのは仕方がありません。

でも、この期間をワープする事が出来たらどう思いますか?

それこそが、海底熟成ワイン「ヴィンクロ・エテルノ」の魅力です。

  • 海底20mという地上の3倍と言われる水圧
  • 適切な水温と光を通さない海底環境
  • 海の揺らぎ

これらを経験したワインは、
まるで、何年もの熟成を経たような、味わいを創り出します。

一度、ご経験された方は何度もリピートいただけるようなワインに仕上がっております。

大切な人との、特別な時間に。是非ご賞味ください。

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