【海底貯蔵サービスでオリジナルのお酒が作れる!】熟成を成功させるコツとは

お酒を海底で熟成させると、角が取れてまろやかになるのが「早い」、というのをご存じでしょうか。海底熟成酒は既製品だけではなく、自分で好きなお酒を持ち込んで海底貯蔵するサービスがあります。

海底貯蔵のサービスは魅力が多いですが、注意点もあるので、利用前に必ず確認しておきましょう。お酒は何でも熟成させれば美味しいわけではありません。この記事では、海底貯蔵のサービスに向いているお酒を選ぶポイントを3つ紹介します。

記念日に開けたいお酒や何度も味わったことのあるお酒を海底で熟成させて、海のロマンを纏わせた味わいを楽しみませんか。

目次

お酒を海底貯蔵するサービスはメリットばかり?注意点もある

お酒を海底貯蔵するメリットは主に2つあります。どちらもお酒が好きな方はもちろん、特別な一本を作りたい人にとってはロマンのある話でしょう。ですが、海底貯蔵のサービスを利用する際には注意点もあるのでおさえておきましょう。

海底環境によって熟成が早く進むメリット

海底は低温で光が届きにくい環境のため、劣化も対策でき、お酒を貯蔵するのに適した環境です。さらに、波や船が航行する振動などで味に変化が生まれます。ワインでも日本酒でも地上で熟成させる場合は2〜3年以上が必要で、高級なお酒だと10年以上の熟成が必要な場合も…。

ですが、海底貯蔵ではヴィンテージにも負けない美味しさを半年〜1年の海底熟成、その後の保管によって完成させられるんです!海底から引き揚げた後に、ご自宅の貯蔵庫で一定期間寝かせるのも良いでしょう。

オリジナルのボトルが完成するメリット

海の中にお酒のボトルを半年以上沈めておくと、フジツボや藻、石灰が付着します。まさに自然が作るアート。世界に1つだけのオリジナルボトルが完成しますよ。

自然に付着するものですが、弊社ではある程度洗浄してから製品としてパッケージします。多少汚れを落としてからの方が、デザインとしては綺麗に瓶に映えますよ。

注意点:破損する可能性はゼロではない

海底貯蔵のサービスを利用する時に注意したいのが、破損する可能性もある点です。海底に沈める際に瓶が割れたり、貯蔵中に波などの衝撃を受ける可能性も。特に海底での貯蔵は高い水圧がかかるため、キャップの隙間から海水が入る可能性もあります。

サービスを利用する前には防水加工を行いましょう。

弊社・常時海底熟成を施す設備は宮城県牡鹿郡女川沖にあります。熟成事業においては防水キャップも開発し、海底熟成に関する用意、設備は備わっています。お預かりの製品も1点1点丁寧に防水加工を行いますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

お酒を海底貯蔵するサービスに向いているお酒の選び方3つを紹介

お酒には熟成に向いているものとそうではないものがあります。熟成に向いていないお酒は旨みを通り越して悪い面が目立つ場合もあるので注意が必要です。海底貯蔵のサービスを利用して、美味しいお酒を作るためのコツを確認していきましょう。

①ボトルの形状を確認

海底の貯蔵施設は決められたサイズの枠の中に入れる方法を採用している業者が多いです。そのため、飾りのついた瓶、変形した瓶、幅が大きすぎる瓶などは枠に入れられません。海底貯蔵のサービスに使うお酒を購入する前に、ボトルの大きさや高さを確認しておきましょう。

②ワインと日本酒の選び方

タンニンが多めの渋い赤ワインが熟成に向いています。熟成後は渋みがまろやかになり、色の変化が楽しめますよ。反対にボジョレーヌーボーやお手頃すぎる国産のワインは熟成には向きません。

日本酒は火入れしている種類が熟成に向いています。酒米は山田錦を使っていると熟成後に香りや味わいが上品に変化するのが魅力です。他にも、上品な味わいで濃い日本酒を熟成させるとさらに美味しくなる傾向があるのでオススメですよ。

③地酒やウイスキーを貯蔵する方法もある

海底貯蔵酒の既製品は日本酒やワインが多いですが、海底貯蔵を行うサービスを利用する時は地酒やウイスキーでの海底熟成を行うケースも増えています。特にウイスキーは樽から出すと熟成しないと言われていますが、瓶詰めからでも海底貯蔵するとアルコール感が変化し、香りがまろやかになります。

海底貯蔵のサービスを迷っている方へ…既製品をお試しください!

海底貯蔵酒を作るサービスは本当に美味しくなるのか不安がある方は、是非弊社の「ヴィンクロ・エテルノ」をお試しくださいませ。

弊社では海底貯蔵ワインを作っています

弊社では、ポルトガル産の赤ワイン「ソムニエム」を海底で7ヶ月間熟成させ、ヴィンテージのような味わいの「ヴィンクロ・エテルノ」を生産しています。ワインの渋みが軽減し飲みやすく、肉料理や濃厚な味付けの料理に合うと高評価をいただいております。

海底の付着物は洗浄し、乾燥させて出荷していますが、フジツボの跡などが沈没船を思わせるような雰囲気を漂わせています。海底貯蔵したワインの味や香り、ボトルの汚れ具合などを確認したい方にオススメです。

お預かりしたお酒は宮城県女川沖で保管します

弊社では、お客様からお預かりしたお酒を宮城県女川沖で海底貯蔵するサービスも行っております。宮城県女川沖はプランクトンが多く、ワインの敵である紫外線が当たりません。さらに、水温が低いため年中海底貯蔵が可能です。

海底ほかん・海底貯蔵サービスにおいては、新たな熟成酒を試したい、自社製品に付加価値をつけたいなどの思いに応えられます。既存製品のリブランディングにも海底熟成はフィットしますので、ご相談の上チャレンジしてみください!

自社開発の防水キャップで安心の海底貯蔵

先述の通り、お客様からお預かりしたお酒のキャップには自社開発した防水キャップを使用して密閉致します。ロウや熱収縮防水キャップより浸水性が極めて低いことが確認されておりますのでご安心ください。

まとめ:【海底貯蔵サービスでオリジナルのお酒が作れる!】熟成を成功させるコツとは

海底貯蔵のサービスを利用する特徴や熟成させるお酒の選び方をご紹介しました。海底貯蔵は地上よりも熟成が早く進むため、期間が短くて済みます。海の付着物などでオリジナルボトルが作れる点も魅力です。

お酒を選ぶ際は、ボトルの形状、熟成に向いたお酒を選ぶと成功します。あまり海底熟成されていない地酒やウイスキーを選ぶのも良いでしょう。

弊社は海底熟成させたワインを生産している他、お客様からのお酒を海底貯蔵するサービスを行っております。海底熟成に適したお酒の選び方や準備するものなどご不明な点はお気軽にご相談くださいませ。

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例)山田 太郎
例)株式会社エービーシー
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海底熟成ワインで、特別なひとときを。

高級ワインは、飲み頃を迎えるまでに時間がかかると言われています。
その長さは、収穫されてから10年、20年というのも珍しくありません。

それだけの期間を地上で熟成させるためには、
適切な湿度と温度管理、そして暗闇という条件が欠かせません。

その膨大な時間をかけたヴィンテージワインが高値になるのは仕方がありません。

でも、この期間をワープする事が出来たらどう思いますか?

それこそが、海底熟成ワイン「ヴィンクロ・エテルノ」の魅力です。

  • 海底20mという地上の3倍と言われる水圧
  • 適切な水温と光を通さない海底環境
  • 海の揺らぎ

これらを経験したワインは、
まるで、何年もの熟成を経たような、味わいを創り出します。

一度、ご経験された方は何度もリピートいただけるようなワインに仕上がっております。

大切な人との、特別な時間に。是非ご賞味ください。

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